重圧なんか吹き飛ばせ

会社の集団健康診断で引っかかると、何かとやっかいだ。イェローカードの出た検査はきちんと対応しなくてはならない。場合によっては、総務課長あたりから対応状況についてお尋ねがあったりする。肥満は直接数値に表れない。体重、身長との兼ね合わせで数値を割り出す。しかし、肥満の人は大抵他の数字に表れる。コレステロール、心電図、体脂肪、肝臓関係に何らかの影響がある。なので肥満の人にはそれなりに風当りが強くなる。外見からもそれと判るから、余計辛い。周りの目がダイエットくらいしたらどうだいと言っているように感じられる。そんな重圧に晒されながら、やらずにいる。だが、家族とくに子供に言われると、考えずには居られない。重圧なんか吹き飛ばせといきがっていたが、子供に言われると、あっさり白旗だ。会社ではあいつまだやらないのか、という目で見られているが、そのうち少し痩せてくると、ダイエットしていたんだとなる。総務課長の見る目も気持ちおだやかに感じられる。半年後の会社の健診までにはもう少し細くなるだろう。なによりズボンが履きやすくなって、自分にも益があるわけだが、意地を張っていた自分に良くやったと素直に言えない自分がいる。